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インパルス(Impulse!)レコードの買取相場|コルトレーンとレーベルの魅力

レコード棚に並んだとき、ひときわ目を引く「オレンジと黒の背表紙」。

それが、1960年代のジャズシーンを牽引した革新的なレーベル、「インパルス(Impulse!)」の証です。

「The House That Trane Built(コルトレーンが築いた家)」と呼ばれる通り、ジョン・コルトレーンの最重要作品を世に送り出しただけでなく、ファラオ・サンダースやアリス・コルトレーンといった「スピリチュアル・ジャズ」の聖地としても知られています。

中古市場において、インパルスのレコードは非常に人気がありますが、「ラベルの色」や「刻印の種類」によって買取価格が大きく変動します。

この記事では、インパルスのオリジナル盤を見分けるための決定的なポイントと、今まさに高騰している名盤タイトルについて、専門店の視点で徹底解説します。


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目次

革新のレーベル「インパルス(Impulse!)」とは

革新のレーベル「インパルス(Impulse!)」とは レコード 買取
Impulse! Records(インパルス・レコード)

1960年、ABCパラマウント・レコードの一部門としてクリード・テイラーによって設立。

「New Wave of Jazz is on Impulse!」をスローガンに掲げ、従来のジャズにはない「豪華な見開きジャケット(Gatefold Cover)」と「高音質な録音」で、プレミアムな路線を打ち出しました。

コレクター心をくすぐる「背表紙」と「見開き」

インパルスのレコードが高値で取引される理由の一つに、その「モノとしての美しさ」があります。

厚紙を使った頑丈な見開きジャケットは、内側に詳細なライナーノーツや写真が掲載されており、所有する喜びを与えてくれます。また、背表紙のデザインが統一されているため、棚に並べたときの壮観さは格別です。

ラベルの色でわかる!オリジナル盤と再発盤の違い

ラベルの色でわかる!オリジナル盤と再発盤の違い

インパルスのレコードは、盤の中央にある「ラベル(レーベル)の色」で製造時期と価値を判断します。

大きく分けて「オレンジ」と「ブラック」の2時代があり、さらに細かい分類が存在します。

オレンジラベル(Orange Label)【1960〜1967年】

インパルスのオリジナル盤(ファーストプレス)の象徴です。

鮮やかなオレンジ色の背景に黒い文字で構成されています。このラベルであれば、ほぼ間違いなく高価買取対象です。


「A Product of Am-Par Record Corp.」表記:
  • 1960年〜1963年頃までの極初期プレス。
  • 『Africa / Brass』などの初期作品でこの表記があれば、最高値がつきます。
「A Product of ABC-Paramount Records, Inc.」表記:
  • 1963年〜1967年頃。
  • 『A Love Supreme(至上の愛)』のオリジナルはこの時期です。
艶(Glossy)の有無:
  • ラベル表面がつるつると光沢があるものがオリジナル。艶がないものは後期のプレスである可能性があります。

ブラックラベル(Black Label / Red Ring)【1968〜1973年】

コルトレーンの死後、親会社が変わったことでデザインが一新されました。黒い背景の周囲を「赤いリング」が囲んでいるデザインです(通称:赤輪)。


「A Product of ABC Records, Inc.」表記:
  • 1968年〜1971年頃。
  • ファラオ・サンダースやアリス・コルトレーンなどの「スピリチュアル・ジャズ」作品では、このブラックラベルがオリジナルとなり、非常に高額で取引されます。
ネオンロゴ(Neon Logo):
  • 1973年以降。上部のロゴが四角い枠で囲まれているタイプ。再発盤扱いとなり価格は落ち着きます。

グリーンラベル(Green Label)【1974年以降】

背景が緑色(または青緑一色)のデザイン。

70年代後半の再発盤です。オリジナル盤に比べると買取価格は下がりますが、名盤として需要があるため買取は可能です。

プロの査定ポイント:「RVG」と「Bell Sound」

ラベルの色だけでなく、レコード盤の内周(無音部分)にある「刻印」を見ることで、音質と価値をさらに詳しく判定できます。

【重要】「RVG」と「Bell Sound」の違い
RVG / VAN GELDER 刻印:

名エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダーがカッティングした証。

オレンジラベル時代(60年代)の作品にはこの刻印が入っていることが多く、「音が太く、鮮烈」であるとしてオーディオファンから絶大な支持を得ています。高額査定の必須条件です。

Bell Sound 刻印:

70年代以降のプレスに見られる刻印。

ニューヨークのベル・サウンド・スタジオでカッティングされたものですが、RVG盤に比べると「音が軽い」と評されることがあり、コレクター評価はRVG盤に軍配が上がります。

高価買取されるインパルスの名盤・アーティスト

高価買取されるインパルスの名盤・アーティスト

インパルスには、ジャズの歴史を変えた名盤が多数存在します。

ジョン・コルトレーン(John Coltrane)

タイトル型番買取相場の特徴
A Love Supreme(至上の愛)A-77ジャズ史上屈指の名盤。オレンジラベル・見開きジャケットの完品は高額。国内盤の帯付きも人気。
Ballads(バラード)A-32ジャズ入門としても人気の高い一枚。「艶ありオレンジ」がオリジナル。
Coltrane(コルトレーン)A-21「Out of This World」収録。初期の傑作。
Ascension(アセンション)A-95フリージャズの問題作。「Edition I」と「Edition II」で演奏内容が異なるため、マニアは両方探しています。

スピリチュアル・ジャズ(Spiritual Jazz)の巨匠たち

近年、クラブミュージック界隈からの再評価により、コルトレーン以上に相場が沸騰しているのがこのジャンルです。

ファラオ・サンダース(Pharoah Sanders)
  • 『Karma』(The Creator Has A Master Plan収録)、『Black Unity』など。
  • ブラックラベル(赤リング)がオリジナルですが、状態が良ければ数万円の値がつくこともあります。
アリス・コルトレーン(Alice Coltrane)
  • ジョン・コルトレーンの妻であり、ハープ奏者。
  • 『Journey In Satchidananda』などは世界中で争奪戦になっています。
アーチー・シェップ(Archie Shepp)
  • 『Attica Blues』などのファンキーな作品は、レア・グルーヴとして大人気です。

オリヴァー・ネルソン(Oliver Nelson)

『The Blues and the Abstract Truth(ブルースの真実)』 (A-5)
  • オレンジラベル初期の傑作。「Stolen Moments」収録。
  • ビル・エヴァンス、エリック・ドルフィー参加の人気盤です。

まとめ:インパルスのレコード買取は専門店へ

インパルス(Impulse!)のレコードは、オレンジラベルの初期盤から、ブラックラベルのスピリチュアル・ジャズまで、幅広い年代に「お宝」が潜んでいます。

  • 「背表紙がオレンジと黒のレコードがある」
  • 「見開きの豪華なジャケットを持っている」
  • 「コルトレーン以外の名前(ファラオなど)のレコードがある」

もし、そのようなレコードをお持ちでしたら、リサイクルショップで安売りせず、必ず価値のわかる専門店にご相談ください。

TU-Fieldでは、ラベルの色、艶の有無、RVG刻印まで細かくチェックし、「インパルス本来のプレミア価値」で買取させていただきます。


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