大阪市住吉区のお客様からご依頼いただき、出張査定にお伺いしました。ご家族の何名様かが残されたレコードでジャンルはいろいろとありましたが、今回は和モノでお値段のつくものが多かったです。最終的な査定額は総額32,000円となりました。
まずははっぴいえんど、現代の日本の音楽に絶大の影響力をもつ伝説的バンドです。今回オリジナルアルバムが3枚、再発盤ですが帯もきちんとそろっています。
はっぴいえんどのメンバーは以下の4人です。
・細野晴臣（ベース、ヴォーカル）
… はっぴいえんど解散後はソロ活動、ミュージシャン集団「ティン・パン・アレー（キャラメル・ママ）」でのバック演奏、YMOと多岐にわたる活動を展開しています。
・大瀧詠一（サイドギター、ヴォーカル）
… 解散後はソロ活動のほか、ナイアガラレーベルで山下達郎と大貫妙子のシュガー・ベイブをデビューさせるなどの活動があります。悲しいことに2013年に亡くなられてしまいました。
・松本隆（ドラムス）
… 解散後は作詞家として無数のヒット曲を手掛けています。
・鈴木茂（リードギター、ヴォーカル）
…解散後はティン・パン・アレーに参加したほか、ソロ作も出していますが、何と言っても数々のヒット曲でのギター演奏が主戦場です。
さてはっぴいえんどのアルバム3枚はどれも名盤ですが、私の個人的なおすすめはファーストアルバム「はっぴいえんど」です。ジャケットデザインから「ゆでめん」とも呼ばれます。上京して一人で迎える正月の心情をつづる「春よ来い」、冬の都会の情景を映す「十二月の雨の日」、大瀧詠一のヴォーカルが冴える「かくれんぼ」など名曲がたくさんです。ちなみに鈴木茂がメンバーに加わるとき、はじめて聴かされた「十二月の雨の日」にその場でイントロのギターをつけて即加入が決まったというエピソードがあります。
ほかの和モノも値段のつくものが多かったです。はっぴいえんど関連も多いですし、鈴木慶一のムーンライダース、シティポップ（シティポップ）などもありますね。
RCサクセションも多かったです。
ほかにオーディオ機器も買取させていただきました。
片づけたいものが多いとのことで、結構な量になりました。最近買取が多く商品の仕分けが追いつきませんが、すべて何らかの形で次の持ち主様に引き継いでいきます。誠にありがとうございました。
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