今回紹介するレコードは米国はカリフォルニアにて結成されたロックバンド、グレイトフル・デッドの国内盤ＬＰです。
グレイトフル・デッドの特異さはまず多彩なジャンルをごった煮にしたような音楽性、そしてライヴでの長い即興演奏です。グレイトフル・デッドの熱心なファンは「デッドヘッズ」と呼ばれ、その多くはバンドのツアーを追っかけたのです。熱心なファンが多いので中心人物ジェリー・ガルシアの死まで継続的に活動し、たくさんのレコードを出しました。
ということでこのバンドの本当の魅力は実際のライブを見ないと何とも言えないのかもしれませんが、ジェリー・ガルシアが鬼籍に入った今となってはそれは叶いません。だから、というわけでもないでしょうがグレイトフル・デッドのレコードは今も人気です。
その中でレアになっているのは国内盤の帯付きです。
こちらはファーストアルバムの国内盤レコード（赤盤）です。邦題は「サイケデリックこれがシスコサウンド」と説明調です。このレコードは3万円で買取させていただきました。
こちらはセカンド・アルバム「太陽の賛歌」です。このレコードも赤盤ですね。原題を素直に訳した邦題になっています。これは5万円で買取させていただきました。
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余談 デッドヘッズな有名人たち
グレイトフル・デッドのファンには結構著名人、それもインテリなひとが多いです。「不都合な真実」のアル・ゴア夫妻、映画「スター・ウォーズ」に影響を与えた「千の顔をもつ英雄」を著した神話学者ジョセフ・キャンベル、ビル・クリントンなどすごい顔ぶれです。
ちなみに日本人の有名な人だと常盤貴子さんがグレイトフル・デッドのファンです。
