日本のAOR(Adult Oriented Rock)において、「最高傑作」と称されるアルバムをご存知でしょうか?
それが、ギタリスト松下誠(Makoto Matsushita)が1981年にリリースした1stアルバム、『First Light(ファースト・ライト)』です。
山下達郎バンドへの参加や、スタジオ・ミュージシャンとしての活動で知られる彼が作り上げたこのアルバムは、スティーリー・ダン(Steely Dan)にも通じる完璧なサウンド・プロダクションで、発売から40年以上経った今、世界中のコレクターが探し求める「聖杯(Holy Grail)」となっています。
この記事では、なぜ『First Light』のオリジナル盤が数万円で取引されているのか、その理由と見分け方について解説します。
奇跡の名盤『First Light』の価値
松下誠のレコード買取において、圧倒的な存在感を放つのがデビューアルバム『First Light』です。
和製AORの到達点
「September Rain」や「First Light」などの楽曲は、緻密に計算されたアレンジと、松下誠の甘いボーカルが融合し、「夜の都会」を感じさせる極上のサウンドになっています。
シティポップ・ブーム以前から「知る人ぞ知る名盤」として評価されていましたが、近年の世界的なAOR再評価により、その価値は天井知らずに上昇しています。
オリジナル盤(MOON-28001)の見分け方

『First Light』は人気作ゆえに何度か再発されていますが、もっとも高額なのは「オリジナル盤」です。
- レーベル: MOON RECORDS(ムーン・レコード)
- ※MOONレーベルの記念すべき「第1弾アーティスト」が松下誠でした。
- 型番: MOON-28001
- 帯: 黒地にピンクや青の文字が入ったデザイン。
- 価値: 帯付きの完品であれば、**数万円〜**の査定になることも珍しくありません。
バンド「AB’S」やその他のソロ作品
『First Light』以外にも、高価買取が期待できる作品があります。
『The Pressures and The Pleasures』

1982年発売の2ndアルバム。
1stの都会的な路線から一転、プログレッシブ・ロックや実験的な要素を取り入れた意欲作。こちらもオリジナル盤(MOON-28004)は非常に希少で、コアなファンが探しています。
バンド「AB’S(エビイズ)」
芳野藤丸らと結成したスーパーバンド、AB’Sのレコードも人気です。
特に1stアルバム『AB’S』は、ロンドン録音によるクリアなサウンドが海外で高く評価されており、帯付きLPは高値で取引されています。
まとめ:松下誠のレコード買取について
松下誠のレコードは、単なる流行歌ではなく、ミュージシャンズ・ミュージシャンによる「本物の音楽」として評価されています。
- 「実家に『First Light』のLPがあった」
- 「MOON RECORDSのロゴが入っている」
- 「AB’Sのアルバムも持っている」
もし、そのようなレコードをお持ちでしたら、リサイクルショップではなく、その音楽的価値を理解する専門店にお任せください。
TU-Fieldでは、オリジナル盤と再発盤(ワーナー盤など)の違いを正確に見極め、現在の相場に即した最高額をご提示いたします。
