浜村美智子のレコードは高く売れる？プロが解説します

「デーオ、デエエオーー♪」から始まる浜村美智子のデビュー曲「バナナ・ボート」
世代でない人も一度は聴いたことがあるのではないでしょうか？
「カリプソの娘」としてデビューした浜村美智子は、そのエキゾチックな雰囲気や野性味あふれるハスキーヴォイスで一世を風靡しました。
今回は浜村美智子について解説しつつ、レコードの買取相場についてもご紹介していきます。

浜村美智子の魅力

デビュー曲「バナナ・ボート」は発売1カ月あまりで18万枚を売り上げ、最終的には230万枚のミリオンセラーとなりました。
売り上げ枚数からもわかるように、そのデビューのインパクトは相当強く、浜村美智子はあっという間に引っ張りだこになります。
その後もエルヴィス・プレスリーの「監獄ロック」のカバー曲や、映画やテレビドラマにも出演。
日本人離れしたスタイルの良さ、クールで妖艶なルックス、開放的な性格と唯一無二の存在感は、誰しもが虜になりました。
また、独自のファッションやメイクも注目を集め、若い女性たちがこぞって真似をして社会現象にもなるほどでした。（詳細は後述します）

82歳になった現在でも、ラテン・シャンソンを中心にステージに出演しています。

浜村美智子のレコード買取相場

プレスリーの「監獄ロック」をカヴァーするなど、日本におけるロック音楽にも重要な足跡を残している浜村美智子。21世紀に入って編集盤CDが出るなど、近年の和モノブームもあり見直されています。

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

カリプソスタイルの特徴

前述したように浜村美智子のファッションやメイクは、当時かなり注目を集め
「カリプソメイク」「カリプソスタイル」として、ファッション史や化粧史などでも取り上げられるほどになっています。
こちらでは、その特徴をお伝えします。

ファッション

タイトスカートや細身のズボンなど、スポーティ（カジュアル）なファッションも似合う方ですが、なんといっても衝撃なのはデビュー当時の野性的なファッションでしょう。
コーヒー豆の入っていた大袋に穴をあけ、裾をギザギザに切ったワンピース（？）。
それを自分の発案でやったということが驚きですし、自分で自分をプロデュースする姿勢も先進的です。

メイク

長い茶髪、きついアイライン、ブラウン系のファンデーション、輪郭だけ描いた唇が特徴です。
浜村美智子のデビュー当時は、染髪自体が非常に珍しく、異質な存在として扱われるような時代でした。
また、10代の少女たちが昼間からアイメイクをして、街中を歩くことも珍しいことで、
浜村美智子の登場により、これらが全て一般化したといっても過言ではありません。
この独自のメイクやスタイルは、アメリカのライフ誌にも取り上げられました。

まとめ

今回は浜村美智子について解説しながら、レコードの買取相場についてもご紹介してきましたが、いかがでしたか？
等身大の自分で在ることを大事にし、自分が良いと思ったらそれを貫く姿勢が素敵ですね。

さて、TU-Fieldでは聴かなくなったレコードの買取をおこなっています。
ダウンロードやCDでは手に入らない、廃盤になった作品がレコードには多くあります。
素晴らしい音楽や芸術を、次の世代に引き継ぐためにも【処分】ではなく【買取】を選んでいただけたら嬉しいです。
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