1976年にデビューしたパンク・ロックバンドです。
実はこのアーティストの与えた影響は凄まじく、多くのアーティストの原点と言っても良いでしょう。
レコード需要も高く、高価買取タイトルもあります。今回はラモーンズの高価買取レコードをご紹介します。聞いてほしい名曲も併せてご紹介していますので、是非ご一読下さい。

世界中にパンクロック革命を起こしたバンド。それが「Ramones(ラモーンズ)」

Ramones(ラモーンズ)は1976年にデビューしました。
実はこのバンドの曲はCMやラジオでも使用されているので、知らず知らずのうちに耳にしたことがある人も多いかもしれません。
あのU2のボノが「ラモーンズが存在しなかったらU2も存在しなかった」と語るほど、多くのアーティストが影響を受けています。
メンバーが入れ替わりながらも活動が続けられており、ベースのC.J.は何度も来日しており日本でもファンは多数います。
曲自体は大変シンプルで、基本のコードのみの8ビートで作られた曲がほとんどです。
中期からは使用楽器も増え進化していきました。
もしまだ聴いたことがない方がいたら、もったいないので聴くことを強くおすすめします。

Ramones(ラモーンズ)の有名な曲:5選

1976年にデビューしたRamones(ラモーンズ)ですが、特にデビューから3作目までを最高のアルバムとして挙げる方が多いです。
もちろんそれ以降も多くの名作を残し、伝説を塗り替えてきました。
実際にバンドとしていたのは1996年の約20年間ですが、その後も影響を与え続けています。
今回はそんなRamones(ラモーンズ)の数ある名曲から有名なものをピックアップしました。

Blitzkrieg Bop

記念すべきデビュー曲です。
実はリリース当時は全米シングルチャート入りを果たすこともなく、ひっそりとしたデビューとなっています。
曲自体はとてもシンプルですがスピード感溢れる彼らのエネルギーたっぷりの名曲です。
このシングルの後に伝説のファーストアルバム「ラモーンズの激情」をリリースします。
アルバムも当時はあまり話題にはなりませんでしたが、のちの評価はものすごく高いものになりました。

Sheena is a Punk Rocker

1977年にリリースされました。
もともとはサードアルバムへ先がけてリリースされましたが、2作目「Leave Home」のアメリカ盤再発LPにはこの曲が差し替えで収録されました。
タイトルに「パンクロック」という言葉が使われたのはこの曲が最初で、そこからこの言葉が普及したと言われています。
激しいサウンドの中にポップなメロディがのっているのが印象的です。
ちなみにこの「シーナ」というのはアメコミのキャラクターの名前のようです。

Rockaway Beach

3作目のアルバム「Rocket to Russia」に収録されている楽曲です。
こちらも非常に人気のアルバムですが、その中でも特に人気の曲です。
今までの楽曲に比べてポップな感じになっています。
ビーチボーイズなどのサーフ・ミュージックを参考に作られたと言われています。
このシングルは全米66位、アルバムは49位とどちらもチャート最高位となりました。
このアルバム後、ドラマーのトミーは脱退しました。

Do You Remember Rock ‘n’ Roll Radio?

Ramones(ラモーンズ)の5作目のアルバム「End of the Century」の収録曲で、のちにシングルカットされました。
当時世の中ではサイケデリックやプログレが流行っており、そこから脱却して原点であるロックンロールに立ち戻る意思が現れた曲と言われています。
CMやTV番組で使用されることもある楽曲なので、耳にしたことがある人も多いかもしれません。
ポップ色の強い曲ですが、大変人気の高い曲です。

Pet Sematary

なんとあの映画「ペット・セメタリー」の原作者スティーブン・キングから依頼を受けて作成された曲です。
もともとキングはRamones(ラモーンズ)の大ファンだったようで、もともとは「Sheena is a Punk Rocker」を依頼する予定でしたが、メンバーが話を受けて新作を書き下ろしてくれました。
ちなみに2020年に公開された映画「ペット・セメタリー」は同じ曲を、別のアーティストによってカバーされています。

ラモーンズのレコード買取相場

パンクといえば、7インチのシングルです。シングルはLPより回転数が大きいのでパワフルな音が出ます。激しいパンクを聴くならシングル! ということで、高価買取のシングルを4枚選出しました。
ちなみに「踊ろよベイビー」はビーチボーイズもカバーしたロックンロールの古典曲です。ヴォーカルのジョーイ・ラモーンはビーチボーイズのファンだったのです。またメンバーの芸名「ラモーン」はデビュー前のポール・マッカートニーの芸名から。

タイトル参考買取価格
踊ろよベイビー(EP:SFL-2324)18,000円
好き好きスージー(EP:SFL-2152)15,000円
電撃バップ(EP:SFL-2122)30,000円
シーナはパンクロッカー(EP:SFL-2208)15,000円

まとめ

Ramones(ラモーンズ)は解散は今でも多くの人によって愛されています。
今でもリマスターや未発表音源の公開などファンを喜ばせてくれています。伝説のバンドは今も多くの人を感動させ、また影響を与えているようです。
パンクロックはあまり聴かないという人にもぜひ一度聴いていただきたいと思います。
残念ながらボーカルのジョーイ・ラモーンは2001年に癌のため亡くなってしまい、その後オリジナルメンバーは4人とも亡くなってしまいましたが、彼らの遺した音楽は今でも聴くことができます。レコードで聴きたい! という熱烈なファンもいます。
もしラモーンズのレコードをお持ちでしたら、一度ご相談ください。