古いレコードが沢山出てきた! どう処分すればいいのだろう? とお困りの方に朗報です!古いレコードは一見「ゴミ」にも見えます。しかし、レコードのなかにはマニアが喉から手が出るほど欲しいお宝もあるのです。古いレコードは決してゴミとして処分せず、専門の買取店でお金に変えましょう!
目次
レコードの廃棄・処分をおススメしない理由
レコードを廃棄処分してはいけない理由は大きく2つです。第一に「希少なレコードが潜んでいる可能性があるため」、そして第二に「レコードの廃棄処分はけっこう時間と労力がかかるから」です。
処分するレコードの中に意外なお宝があるかも
今あなたが処分しようとしているレコードの中には、実は高価な希少レコードが潜んでいる可能性があります。当店でも、お客様が処分したいということで持ち込んできたレコードの中から掘り出し物を見つけたことは多くあります。
例えば、このレコードをジャケットは年代相応ですが盤面の状態も踏まえ、3,000円で買取させていただきました。セキトオ・シゲオの「華麗なるエレクトーン VOL.2」という作品です。
また、こちらのレコードは盤のキズなど状態の劣るものを3,000円で買取させていただきました。
さらにこちらは、盤に若干の反りがあるレコードを25,000円で買取しました。美品であれば30,000円での買取が可能です。
上でご紹介した例はほとんどが「ダメ元で……」ということでご依頼いただいたレコードの中からひょっこり出てきたレコードです。たしかに、ご依頼のお品全体を見てみれば汚れもあり価値があるようには見えにくいのですが、レコードに詳しい人間なら、そのなかから価値あるレコードを見つけて正当な対価をお支払いすることができます。
もちろんこれだけの金額で買い取ることができるのは、そのレコードを欲しいと思う人がいるからです。もしそのまま処分していれば、これほどの価値があるレコードを世界から一つ消してしまうことになります。それはとても大きな損失です。何せ、当時のお品は何をもってしても再びつくることはできないのです。
実は大変なレコード処分
レコードは一応、ゴミとして処分できます。自治体にもよりますが、ジャケットは可燃ごみか古紙、レコード盤は不燃ごみといったように分別すれば処分できます。ちなみに、大阪市では、レコードは「普通ごみ」になります。
しかし、やってみれば分かるのですが、レコードの分別処分というものはかなりの手間と時間がかかります。ジャケットにビニールカバーを付けているような場合にはこれも分別しないといけません。
そして、分別が終われば集積場に持って行かないと行けませんが、これが結構な重労働になります。一般的なLPレコードは盤だけで100gほどあります。100枚あれば盤だけで10kgです。100枚のLPレコードを分別して処分するにはこれだけの時間と手間がかかります。たかがゴミとして処分するのに労力を割くのはじつにもったいないことです。
レコードをお金に変えるには
レコードを処分するのではなく換金したいと思ったとき、いくつかの方法が考えられます。代表的なところでいうと、
- ① フリマアプリなどに出品する、
- ② リサイクルショップに売る、
- ③ 専門店の買取サービスを利用する、
などが挙げられますが、圧倒的におススメなのが「③専門店の買取サービスを利用する」です。
もしあなたが時間をかけてレコードの専門知識を身に着けようとするならば、フリマアプリへの出品も悪くありません。しかし、それには莫大な時間と労力がかかります。また百枚程度の手持ちのレコードを見るだけでは、中古レコードを正確に鑑別する目は養うことは不可能に近いことです。価格設定を間違えれば、一向に売れないレコードに場所を取られ続けることにもなります。
次に、リサイクルショップに売る、これは絶対におススメしません。リサイクルショップの専門はレコードではありませんので、十把一絡げに安価で買い取り、安価で売るということが行われています。買取価格は推して知るべし、です。しかも多くの場合は持ち込みになります。重たいレコードを頑張って運んで雀の涙ほどの買取額を告げられたら、まだ処分した方が良かった、という気持ちにもなりましょう。
そこで、レコードの買取専門店です。レコードを専門に扱うお店ですから、他のお店が見落とすレア盤も適正な価格で買い取ってもらえます。
当店をおススメする理由
レコードを処分せず、専門店で買い取ってもらうメリットはまず第一に「レコードがお金に変わる」ことですが、他にも、特に当店をおススメするのにはこんなメリットがあります。
① 手間がかからない! 大阪なら出張、遠方でも宅配買取!
先程ご説明した通り、レコードをゴミに出そうとすると、分別の手間がかかります。レコード買取専門の当店に依頼すれば、1枚10円程度になっても、ある程度はお金になり、しかも手間がかかりません。
さらに、大阪中心に、関西圏なら、量によっては「出張買取」のサービスも利用できます。LPレコードとなると1枚でもかさばる物ですが、100枚、200枚となると重量も結構なものになります。当店の出張買取なら、そんな手間も肩代わりしてくれます。えっちらおっちらリサイクルショップに運び込んで二束三文なら、当店へ!
また遠方でも、量が多い場合には「宅配買取」のサービスがあります。箱がお手元にない場合は当店からダンボール箱をお送りしています。梱包後は運送会社さんに集荷してもらうだけ。お時間を気にせず利用できるということでご好評をいただいています。
② オールジャンル、適正価格で買い取ってくれる
レコードを専門とするお店は沢山ありますが、多くの場合、それぞれのお店は何かしらのジャンルを強みとされています。裏を返せば、強みでないジャンルに関しては買取価格も適正ではないことがある、ということです。
1度、他店の値札が付いたままのレコードが大量に入荷してきましたが、結構なレア盤にびっくりするような安値が付けられていて驚きました。その売値から想定される買取価格は、当店の買取価格の10分の1にも満たないものです。そのお店はかつて、大阪で5店舗以上展開していたお店でしたが、そんなお店でも不得意ジャンルがあるのです。
当店ではオールジャンル、リアルタイムの相場情報から適正価格で買取しています。
③ オーディオ機器や楽器もまとめて処分できる
古いレコードが沢山出てきたタイミングで、かなりの高確率で一緒に出てくるのがオーディオ機器や楽器です。
これはレコードと違い、処分にお金がかかることもあります。おまけに配線がつなぎっぱなしだったら、これはもうかなりの重労働になります。オーディオ機器や楽器も扱う専門店なら、これもあわせて買い取ってもらうことができます。
しかも、オーディオは古いものでもかなりの相場で取引されているものがあり、粗大ごみとしか思っていなかったものが思わぬ高額になることもあります。
レコードを処分してしまうことの意味
レコードを「処分」してしまうと、当然の事ながら、そこに入っていた音楽も、レコード1枚分この世からなくなってしまいます。
仮にそれが、CD化もされておらず、そのレコードでしか聴けない音楽だったとしたら、その損失はあまりにも手痛いものです。そうでなくても、中古レコードの残存枚数は減ることはあっても増えることはありません。中古レコードを1枚処分するということの重大さ、これもぜひ心に留めていただけますと幸いです。
最後に
「レコードなんて、今でも聴く人がいるのだろうか」と思われるかもしれませんが、今でもレコードを愛聴する人は一定数います。レコードのなかにはCDでもダウンロードでも手に入らないものもあります。そして、そんなレコードを日々探し求める人がいます。その一方で、日々「処分」されてしまうかわいそうなレコードがあることもまた、悲しい事実です。
これはお客様への直接のメリットではありませんが、ゴミになってしまう運命にあったレコードが、また新しい持ち主様に大切に聴かれるということも、レコード買取専門店をご利用いただきたい理由のひとつです。古いレコードが沢山出てきたときは、「処分」ではなく「買取」を!