今でも多くのファンから愛されている角松敏生さん。
いくつになってもその魅力は衰えることはありません。とくに今、山下達郎に代表されるシティポップが再熱していることもあり、これまでより高値での買取になるタイトルもあります。
今回は角松敏生の魅力に触れつつレコードの買取相場をご紹介しましょう。

今でも進化し続ける超一流アーティスト「角松敏生」

角松敏生は1981年、20歳でデビューしました。
彼の持つ魅力的な歌声とサウンドは多くの方の共感を呼び、シンガーソングライターとしての地位を確立しました。
また他アーティストのプロデュースを手掛け、杏里や中山美穂への楽曲は、どちらも角松敏生プロデュース作品として業界チャート誌の1位を記録し、今でも歌い継がれている名曲となっています。
1998年に行ったライブをもって活動休止を宣言。
その5年後に「解凍」を宣言して復活をします。
その後は2000年代中頃までほぼ年に1作のペースで新作をリリースされています。
常に新しいものに挑戦し続けるその姿勢に、昔からのファン以外にも新たなファンが生まれています。
2020年の現在でもライブやレコーディングなど精力的に活動を続けています。

ファンに人気の曲:5選

角松敏生さんは今でも新しいアルバムを発売し続けています。
決してその活動は止まることはありません。
また昔にリリースされた曲もライブで新しいバージョンで披露しており、その音楽性の高さにファンも大満足です。
今回は数ある作品の中からファンから根強い人気のある5曲を選びました。

You’re My Only Shinin’ Star

1999年にリリースされた作品。
もともとは中山美穂に提供した楽曲ですが、本人が歌ったバージョンもとても人気があります。
「大切なもの それはあなたよ」の歌詞がとても有名です。
冒頭から優しく甘い歌声を聴かせてくれます。
アルバム「TEARS BALLAD」では、英語バージョンが収録されています。

Wave

1981年にリリースされたアルバム「SEA BRAEEZE」の一曲。
波の音から始まるとても印象的な曲です。
この曲を聴くと静かな海の情景が浮かんでくるとファンの間で今でも愛されている曲のひとつです。
「また出会うために別れがある 時の流れは止められない」哀愁のある美しいバラード曲です。

サンタが泣いた日

1991年にリリースされたアルバム「TEARS BALLAD」の一曲。
当時CMにも使用され話題になった曲です。
悲しいけど好きな人への幸せを願う。
切ない曲ですがクリスマスの時期になぜか聴きたくなる名曲です。
当時ではまだ珍しいR&Bの要素が取り入れられています。

Mrs.Moonlight

2010年にリリースされたアルバム「Citylights Dandy」の一曲。
今でもライブで披露されることがあるファンも本人もお気に入りの一曲です。
ライブでのアレンジしたバージョンも人気があり、常に進化し続ける曲となっています。
少し不思議な世界観の歌詞で魅力的です。

Friday To Sunday

角松敏生さんのデビューシングルです。
とてもおしゃれなサウンドで雑誌などで大きく取り上げられていました。
この頃から柔らかい歌声は変わっていません。
やはりこの頃から甘いルックスと歌声です。
今でもファンの間でとても愛されている一曲です。

レコードの買取相場

タイトル参考買取価格
After 5 Clash(LP:RAL-8812)500円
YOKOHAMA Twilight Time/SUMMER MOMENTS(EP:RHS-520)1,000円
REASONS FOR THOUSAND LOVERS(LP:M28L-1005)2,000円
OKINAWA(12インチシングル:M13L-1003)5,000円

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

まとめ

一流のアーティストというのは、ファンを愛しておりファンのために活動を続けてくれています。
角松敏生さんは精力的にライブ活動を続けており、そのパフォーマンスを披露する度にファンを感動させてくれています。
今の時代はネットでの音源配信が進んでいますが、やはりこういった音にこだわりを持ったアーティストはレコードなどでじっくり聴く方がその良さが伝わります。
今でもレコードを発売するアーティストが多いのは、そういった理由です。
いつまでも変わらない歌声だけでなく、毎回新しい魅力を見せてくれるアーティスト角松敏生さんは、これからも愛され続けるでしょう。
ぜひレコードも聴いてライブにも足を運び、その音楽を味わってほしいです。