堺市堺区のお客様からご依頼いただき、レコードの出張買取にお伺いしました。
今回はなんと、合計200枚に満たない枚数で35万円を超える超高額買取となりました。

量はLP80枚程度とシングル100枚程度とそれほど大量というわけでもなく、普段であればその場で査定結果をお伝えするところですが、今回はレア盤がかなり散見されたので持ち帰ってしっかり拝見することを提案しました。
人によっては片時も手元から離したくないであろうレコードですが、快く持ち戻りにご承諾いただきました。年末年始の休暇でややたるんでいた気持ちが一気に引き締まります。

その場でもざっと内容を確認させていただきましたが、驚くほど状態がよかったです。60年代から70年代初頭にかけての洋楽ロック国内盤が中心でしたが、帯などの付属品も購入当時のままです。これが本当に50年以上も昔のものなのかと思わされるほどで、これほど大切にされてきたレコードを拝めるだけでも幸せです。

さて、査定は入念に入念を重ね1週間のお時間を頂戴しました。今回は1万円越えの査定となったレコードがなんと11枚、5000円越えも3枚と、とても1枚1枚につく金額が大きくなりました。帯がなかったらこの金額は出ません。それだけ帯つきは希少なのです。

1万円越えになったレコードです。グレートフル・デッド、バーズなどアメリカのサイケなところや、ローリング・ストーンズ、ヤードバーズ、リヴァプールサウンド(マージービート、なんて呼ばれ方もしますね)などの英国ロックの国内初版、いわゆるペラジャケというやつです。帯なしで時代相応のものはまだ見かけますが、これほどきれいなものはめったにお目にかかれません。


1,000円越えになったLPは13枚、うちフランス・ギャルとジェファーソン・エアプレインの3枚が5000円越えです。ドアーズ、クリーム、ジャニス・ジョプリン、ラヴィン・スプーンフル、ムーディー・ブルースなど60年代のラヴ&ピースの気風を彩ったバンド/アーティストです(ドアーズはちょっと違うかもしれませんが)。
ちなみにムーディー・ブルースのファーストアルバムは国内独自のジャケットデザインです。「ロックとクラシックの融合」という惹句を意識してか、ちょっとクラシックやイージーリスニング寄りのデザインに見えますね。

他にも、国内盤に限らず輸入盤でもよい内容のレコードをお持ちでした。ヴァニラ・ファッジなどサイケなところやブルースですね。

シングルも同じ時代のもので、LPよりは落ちるもののいい金額のつくものがありました。シングルではマザーズ・オブ・インヴェンション(フランク・ザッパ)が1万円となりました。これも状態がすこぶるよく、針を落としたことがあるのだろうかと不思議になるほどでした。

他のシングルも、どれもきれいな状態でした。

今回出させていただいた合計金額は35万7,300円。1枚当たりの値段でいえば当店の買取実績の中でも1,2を争う高価買取となりました。これほど貴重なレコードをお売りいただき、誠にありがとうございました!

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