シンガーソングライターの草分けの一人とも称されている、小坂忠。
細野晴臣や松任谷正隆が所属するティン・パン・アレーと作りあげたアルバム
「HORO」は、日本のロック史に残る名盤と名高いです。
今回は、小坂忠の経歴とレコードの買取相場について解説していきます。

小坂忠の経歴

1966年、ロックバンド「ザ・フローラル」を結成。
当時はグループサウンズが席巻していた時代で、芸能事務所主導のアイドル然としたスタイルや音楽指向に反発し、次第に活動を停滞化させていき、シングル2枚を発表して解散してしまいます。

その後、細野晴臣や松本隆、柳田ヒロらとバンド「エイプリル・フール」を結成。
電気楽器や音響機器による実験的音楽要素と、ベトナム戦争や学生運動、サイケデリックロックなどの影響から、世紀末的なメッセージ色が強いのが特徴です。

解散後、ロックミュージカル「ヘアー」に出演することになった小坂忠は、はっぴいえんどの前身バンド「ヴァレンタイン・ブルー」への参加を断念。

1976年、娘が重度の火傷から奇跡的に回復したことを期に、クリスチャンとなり、活動の場をゴスペルへと移します。

2000年代に入ると、ティン・パン・アレーとのコラボや、細野晴臣プロデュースのアルバム「People」を発表。
2010年には35年ぶりに改めてボーカルのみ録音し直したアルバム「HORO 2010」
を発表しています。

現在も闘病中ながら、音楽活動を続けています。

レコードの買取相場

タイトル参考買取価格
ありがとう/どろんこまつり(EP:CD-153-Z)2,000円
もっともっと(LP:CD-7038-Z)2,000円
はずかしそうに(LP:CD-7105-Z)5,000円
ありがとう(LP:CD-7021-Z)7,000円

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

日本ロック史にパイオニアとして足跡を残す

①日本初のロックミュージカル出演?

ロックミュージカル「ヘアー」の、日本版上演のオーディションを受けて合格をした小坂忠。
詳細をお話しするとメンバーのマリファナ不法所持による逮捕で、「ヘアー」は上演中止となってはいるものの、「日本初」のロックミュージカルへ出演予定だったのは間違いないです。

②マッシュルーム・レーベルへの参加

出演予定だった「ヘアー」が上演中止となり、活動が宙に浮いてしまった小坂忠。
「ヘアー」の関係者だった村井邦彦、川添象郎、ミッキー・カーチス、内田裕也らが設立した音楽レーベル「マッシュルーム・レーベル」から、アルバム「ありがとう」を発表しました。

「マッシュルーム・レーベル」は日本初のインディーズレーベルで、かつメジャーな販売網を使って音源を発表したとなると、まさにパイオニアと言えます。

③欧米型のコンサートツアー

1975年の4月から7月にかけて行われた「ファースト&ラスト・コンサート」は、
出演者だけではなく、機材やスタッフもパッケージにして、全国を回る欧米型のコンサートツアーとなりました。

鈴木茂とのレコード会社の枠を越えたダブルネーム・ツアーであることや、それまでの歌謡曲的な興行形態とは根本的に違う、全国のコンサート・プロモーターが連携して組まれたツアーでした。
そして豪華メンバーによる演奏だけでなく、ダンスも交えたコンサートは、当時はかなり画期的なものでした。

まとめ

今回は小坂忠の経歴とレコードの買取相場について解説してきましたが、いかがでしたか?
日本の音楽を語る上で、かなり重要な役割を果たされている方だなと感じました。

さて、TU-Fieldでは聴かなくなったレコードの買取をおこなっています。
ダウンロードやCDでは手に入らない、廃盤になった作品がレコードには多くあります。
素晴らしい音楽や芸術を、次の世代に引き継ぐためにも【処分】ではなく、
【買取】を選んでいただけたら嬉しいです。

ご連絡をお待ちしております!