大阪でオーディオ機器の売却をご検討の方はぜひ当店「TU-Field」にご相談下さい。オーディオ機器は一見綺麗ではない中古品でも相当な金額になるものもあります。当店でも一度のお支払金額が20万円を超す買取を行ったことが何度かあります。

出張買取
出張買取は大阪中心に関西圏での対応となりますが、機器のモデルや数量によってお伺いできる範囲が変わってきます。出張可能かどうかはお問合せ下さい。機器類は棚に入ったまま、配線がつながったままの状態で構いません。コロナウイルス対策のため、スタッフの手指消毒など行っておりますのでご安心ください。

宅配買取
宅配買取は全国からご依頼可能となります。こちらも機器のモデルや数量でお引き受けの可否が変わりますのでお問い合わせください。
また、重量やサイズが運送会社の規定を超える場合はお引き受けが出来ません。何卒ご容赦ください。

持ち込み店頭買取
店頭買取(持ち込み買取)は1台からお持ちいただけます。スタッフが出張に出ていることがありますのでお問合せのうえご来店ください。

実際の買取事例

当店ではオーディオ機器に限らずレコード、CD、楽器など音楽関係のお品を幅広く買取しております。実物の写真付きで紹介していますので、よろしければご参考ください。
買取事例一覧

直近のオーディオ買取事例
テクニクスSL-1200MK3Dの買取事例
アンプなどの買取事例
アンプ、スピーカーなどの買取事例

レコード・CDの買取はこちらをご参考下さい。
レコードの買取について

オーディオ機器の基礎知識

スマートフォンとパソコンだけで気軽に音楽が楽しめるご時世ですからオーディオ機器の品目についてはさっぱり、という方も多いのではないでしょうか。
あまり紙幅をとるわけにもいかないのですが、簡単にご説明します。

プレーヤー

このページでいう「オーディオ機器」は基本的に「1台につき1つの役割」とお考え下さい。例えばラジカセなんかはメディアから音を読み取る部分、その音を大きくする部分、そして音を出す部分が一体になっていますが、いわゆるオーディオ機器は機器1台で1つの役割だけを担うのが普通です。
まず音を読み取る部分、これが「プレーヤー」です。レコードプレーヤー、CDプレーヤー(CDデッキ)、カセットデッキ、オープンリールデッキなど、様々なメディアのプレーヤーがあります。

アンプ

次の「音を大きくする部分」がアンプです。ヴォリュームや音のバランスの調整ツマミがあります。
アンプには2種類あって、ひとつが「セパレートアンプ」、もう一つが「インテグレーテッドアンプ」です。
「セパレートアンプ」は「音量やバランスを調整する部分=プリアンプ」と「スピーカーを鳴らすために音をパワーアップする部分=パワーアンプ」の2台を使うものです。アンプの役割も細かく見れば2つに分けられるということですね。2台も使うわけですから高級品です。
「インテグレーテッドアンプ」はプリアンプとパワーアンプが1台に収まっているものです。「プリメインアンプ」とも言います。

スピーカー

スピーカーに関しては特にご説明の必要はないでしょう。そのままです。
細かい話をすると、使われているスピーカーユニットの数で「2ウェイ」とか「3ウェイ」とかがあったり、サイズで「フロア型」「ブックシェルフ型」「トールボーイ型」などがあります。

その他

オーディオの基本的な構成要素はほとんど上記3つです。他にもチューナーとかオーディオタイマーとか電源分配器とかありますが、そこまで気にする必要はございません。

オーディオ買取の買取相場

オーディオ機器と一口に言っても、品目は上で述べました通りプレーヤー類、アンプ、スピーカーと多岐にわたります。その各品目で高級機から普及機、廉価機までいろいろとあります。
ではご自分のお手元にあるオーディオ機器がそのどれに当てはまるのか、ということになりますが、これは自分のものだけを見ても判別が難しいところです。
目の前に1台だけ置かれると結構立派だな、というお品でも、横に高級機を置けば途端に色あせてしまいます。普段多種多様なオーディオ機器を目にする人でないとその雰囲気がつかみにくいところだと思います。

高額買取になりやすいオーディオ機器

どんなオーディオ機器が高く売れるのか、といいますと当然高級機です。同じメーカーでも普及機から高級機まで製造していることが多いので一概にどのメーカーのものが高い、ということではありませんが、平均的にいいものを製造しているメーカーというものはあります。国産で言うと「ラックスマン」「アキュフェーズ」、舶来ものでいうと「マランツ」、「JBL」、「タンノイ」、「マッキントッシュ」などが挙げられます。
これらのメーカーはハイブランドで高級機である可能性が高いのです。
ご参考までにタンノイの「バッキンガム・モニター」というスピーカーの写真を掲載します。これは片方だけでちょっとした冷蔵庫くらいのサイズがあるもので重量は80kg、左右あわせて160kgです。これはちょっと極端な例ですが高級機のスケールがなんとなくお判りいただけるのではないかと思います。
高級機のスケール例:タンノイのスピーカー「バッキンガム・モニター」

高額買取になりにくいオーディオ機器

かなり乱暴な話になりますが、オーディオ機器でいいものはたいてい非常に重たいものです。具体的に言うと、プレーヤー1台、アンプ1台で25kgを超え、30kg~40kgはあたりまえ、という世界です。25kgで結構ずっしりだな、という重さですから結構な重量です。女性のお客様の場合、ご自分では移動させることも難しいということがよくあります。
一概に言えることではありませんが、成人男性が難なく持てる重さだと普及機であることが多いです。

買取が厳しいオーディオ機器

大変申し上げにくいことに、買取金を出すのが厳しいオーディオ機器というものもあります。売価が買取~販売にかかる費用を下回るもの、または売れずに不良在庫となってしまうものです。
これまた一概に言えたことではありませんが、プレーヤーやアンプ部が一体になったコンポタイプのステレオなどがこれに当てはまります。例えばケンウッドのロキシーシリーズなどです。当店でも処分をお引き受けしたことがありますが、悲しいことに保管料や経費を考えるとほとんど赤字の価格にしないと売れませんでした。
買取金を出すのが厳しいオーディオ機器例:ケンウッドの「ロキシー」シリーズ

オーディオの買取価格はどこで決まるか

「型番」でモデルを確認しましょう

さて、それでは気になるオーディオの買取価格はどこで決まるのでしょうか? 状態や動作といった要素もありますが、査定の第一歩はその機器がなんというモデルか、です。人気の高いモデルなら少々の瑕疵があっても金額は期待できます。欲しがる人がいないモデルはピカピカでもなかなか売れません。
オーディオ機器のモデルを知るには「型番」を見ます。
型番の記載場所は、アンプなら前面、レコードプレーヤーなら上面など特に規則はありません。確実なのは背面のラベル(もしくはプリント)です。メーカー情報や電気的な規格が印刷されているところに型番があります。「(アルファベット数文字)+(数字が3~4文字)」で記載されていることが多いです。

例えばこれなら、「Accuphase(アキュフェーズ)」の「C-280L」ですね。
型番の記載場所例:Accuphase(アキュフェーズ)の「C-280L」
これは「Micro(マイクロ)」の「BL-91」ですね。レコードプレーヤーですが、上面、背面2か所に記載があります。
型番の記載場所例:Micro(マイクロ)のレコードプレーヤー「BL-91」上面
型番の記載場所例:Micro(マイクロ)のレコードプレーヤー「BL-91」背面

買取価格を調べる

さてモデルは分かった、ならば買取価格はどう調べるか、ですね。
これは、実際に買取をしているお店に聞くのが一番です。ネット検索でいろいろと「買取相場」の情報はあふれていますが、実際に買い取ってくれるわけでもないサイトの情報を見ても仕方がありません。ネット集客ビジネスの一つですが、あまり無責任な情報を載せないでいただきたいものです。
当店にお問合せの際は、メーカー名と型番をお知らせください。

オーディオを高く売るには

やはりオーディオ機器の値段はモデルが重要なので、お持ちのモデルが普及品以下のものだった場合は厳しいものがあります。
一つだけ挙げるなら、付属品を極力そろえること、です。元箱が家のどこかに眠っている場合はこれも付けるとよい場合があります。
清掃は特に必要ありません。誤って高級機にキズを付けると泣くに泣けません。もしされるなら、乾拭きにとどめておくのがベターです。洗剤を使うと、通気口から水分が入る恐れもあり危険です。コンセントが刺さったままの場合、事故にもなりかねません。
あと動作も気になるところですが、長年使っていない輸入物のパワーアンプに通電することはおすすめしません。私は輸入物のパワーアンプのスイッチを入れて、一瞬で「バチン」という音がしてヒューズが飛んだことが1回、数十秒後に「ボッ」という音とともにピンク色(!)の煙が出たことが1回、普通の煙が出たことが数回あります。非常に怖いです。

最後に

さて、オーディオ買取についてかいつまんでご説明しましたがいかがでしたでしょうか? 少々シビアな話をしすぎたきらいもありますが、お客様が予想もしていなかった価格を出せることもあるのがオーディオの面白いところです。私自身はオーディオは別に高級品を使わずとも十分に音楽を楽しめるという考えですが、買い取った高級機を鳴らしてみるとちょっと売りに出したくないな、と思ってしまうこともあります。
もしかしたら、長年眠っている機器が欲しがる人の多いモデルかもしれません。ゴミに出すにもお金のかかるご時世、一度買取のご相談を頂けますと幸いです。