大阪市天王寺区のお客様から出張のご依頼をいただきました。ちょうど、午後は予約がなく当日にお伺いする運びとなりました。

さて、美空ひばりなどレコード100枚、とのことでしたが、お邪魔しましたところかなり良いオーディオ機器もあります。なんと、「これも使わないから見てほしい」とのことでした。

気を落ち着けるため、レコードの方から拝見しました。100枚くらいとのことでしたが、実際はその1.5倍ほどありました。クラシック・イージーリスニング系が3分の1、邦楽が3分の1、残りは洋楽とジャズ、フュージョン系です。

では内容をご紹介します。他の買取事例でも何度も紹介しているものですが、山下達郎、竹内まりやご夫婦の作品です。上段中央「For You」が今回のレコードの中で一番高い金額になりました。

ユーミンも、荒井由実時代の作品は人気があります。

国内盤のジャズです。この辺も安定して人気がありますね。

輸入盤のジャズです。1枚目、一番手前の「処女航海」はUSですがステレオ再発盤です。他はスタン・ゲッツが多いですね。


クラシックは国内盤で安く出回っているものが多く、今回は高額は出ませんでした。レコードの方で10000円を少し超す金額となりました。

さて、オーディオです。気が引き締まります。
まずはスピーカー、インフィニティ「Reference standard 1.5」です。

お次はプリアンプ、マランツ「Model 3600」です。これは状態も良く、減額はほぼなしでお値段が付きました。

更にスピーカー、JBL「L77」です。とてもいいスピーカーですが、状態と、背面に木を打ち付ける改造が施されていて少々減額となりました。

最後は重量級のパワーアンプ、マランツ「Model 500」です。通電確認のためコンセントをお借りしました。無事メーターランプが灯り、いいお値段が付きました。

さて、レコードとオーディオ機器、あわせた金額は9万2,000円となりました。これだけでも十分良い経験をさせていただいたのですが、じつは他にもオーディオ機器があり、日を改めて再度出張致しました。1回目よりも高額のお品があり、2回の合計で25万円を超える買取となりました。オーディオ機器だけでなく、希少な初期盤CDなどもありました。
2回目の天王寺出張買取事例はこちら

おまけ
高級パワーアンプは発熱がすごいものが多く、冷却ファンが付いていることが多いです。今回のマランツ・モデル500もやはりファンが付いていました。
側面後方の片側にはファンが付いています。

もう片側には一番発熱する部品、金属パッケージのパワートランジスタが見えます。後方を横切るように風を通す設計です。