長いこと聴いていなかったLPレコードやEPレコードを手放そうと思って押し入れから出してみると、思い出がよみがえってきて切なくなる、ということがあるかもしれません。現にこれまで当店の買取サービスをご利用いただいたお客様の多くが「プレーヤーを買いなおそうかとも思ったのだけれど……」と仰っていました。
確かにレコードで音楽を聴くというのは、CDや配信に比べて手間もお金もかかるものです。とはいえレコードに携わる仕事をしているものとして私たちは、もっと多くの方にレコードを楽しんでいただきたいと思っています。
今回は比較的手軽なレコードの楽しみ方を紹介します。
1台でレコードの再生ができるレコードプレーヤー
レコードを本格的に聴くとなると、プレーヤー、アンプ、スピーカーと最低3つのオーディオ機器を取りそろえる必要があります。場所もお金もかかるし、操作も少々面倒になります。
しかし音質に少々目をつぶれば、スピーカーが搭載された1体型のプレーヤーでも気軽にレコードを楽しむことができます。電気屋さんや大手レコード店に行けばこういったプレーヤーが1万円台で手に入ります。
もうちょっとこだわってみたい、という人は中古でポータブルプレーヤーを入手するのもよいでしょう。何も高音質だけが音楽の楽しみ方ではありません。いい音楽は音質の壁を越えて胸に染み入るものです。かさばるとはいえ、本当に手放したくないレコード数枚を手元に残して大切なひと時にゆっくり聴くのはすてきなことだと思います。
レコードをかけてくれるお店を利用する
やっぱりレコードはいい音で聴きたい、けれど場所は取れない。そんなときはレコード喫茶など、レコードをかけてくれるお店を利用するという方法があります。自分の好きなレコードを多く置いているお店を探してみたり、新たな楽しみも増えることでしょう。
またお店でやっているだけあって、レコードを聴く設備も充実しています。聴くだけでなく、大きな真空管が生えたアンプや格調高そうなスピーカーなど、雰囲気と合わせてレコードで音楽を聴く魅力をトータルで感じることができる楽しみ方です。
レコードそのものだけでも楽しい!
これはちょっと極端な楽しみ方ですが、「聴く」ことはいったん忘れてモノとしてのレコードを楽しむ、という高度な楽しみ方があります。ある人はレコードプレーヤーも持っていないのに、CDで持っている作品をレコードで購入し、ジャケットをしげしげと眺めたり盤の匂いを嗅いでみたり、刻印に目を凝らしたり、ということを3年ほど続けていました。ようやくプレーヤーを入手した時にはジャケットは手垢で汚れていたそうです。
ここまで変態的でなくても、本当に好きな音楽なら聴く聴かないは関係なくレコードで持っているのがいいと思います。
まとめ
レコードにはいろいろな楽しみ方があります。
「ちょっと興味はあるけれど、いきなり大きな投資をするのは怖いな…」
「これから身の回りを整理していこうと思うから、いろいろと新しく買うのはちょっと…」
そう思われる方でも、気軽にレコードを楽しむことができます。本当にレコードが楽しくなってきたら、その時は色々こだわってみればいいのです。
処分しようかと迷っているレコードがありましたら、レコード買取専門店TU-Fieldにご相談ください。「これはもう聴くことはないな」というレコードに思わぬ価値が付くかもしれません。お客様の新たなレコードライフに、ぜひTU-Fieldをお役立てくださいませ。
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