寺田創一さんは最近でいえばブレイク前のPerfumeと共演したことで話題になりました。
その時は「Omodaka」というプロジェクトで提供していましたが。
寺田創一さんのデビューは1989年で多くのアーティストへの楽曲提供、さらに活動のはばを広げ、ドラマや映画、ゲームなどのサウンドトラックを制作しました。
先ほど紹介した「Omodaka」プロジェクトとしての活動は国内のみならず海外でも活動し注目を集めています。

「世界のOmodaka」となった「寺田創一」の軌跡をレコードで辿る

日本のハウスミュージックのレジェンドである寺田創一さん。
90年代初期の頃からすでにメキメキと才能を開花させていました。
作曲家、編曲家、リミキサーとして日本のレコードメーカーの作品を数多く手がけるようになります。
自主レーベルであるFar East Recordingを設立して、数多くの楽曲を発表するようになり、その後の日本の音楽業界に大変貢献することになりました。
そしてその活躍は世界にも広がり、改めて寺田創一という音楽家の凄さを再確認することになります。
なかなか一言では言い表せませんが、日本の音楽業界を変えたといっても過言ではない彼のミュージックを堪能してほしいと思います。

寺田創一の活躍の軌跡

寺田創一さんの代表作を紹介するのはなかなか難しいところがあります。
なぜかというと活動期間も長く、作品も多岐にわたっているので特にこれと言って決めかねる部分があります。
今回はその多くの活躍の中から年代ごとに分けて、その年代での代表作という形で紹介させていただきたいと思います。
音への感覚が鋭く、その音楽性の幅も広い寺田創一サウンドの世界を楽しんでもらえればと思います。

活動当初から多くの作品を手がけた1990年代前半

寺田創一さんは大学卒業後の1989年より本格的な活動を始めます。
自主レーベルのFar East Recordingなどから作品を発表し、90年代前半にはメジャー経由のアルバムもリリースします。
代表作「Sumo Jungle」ではドラムンベースに取り組むなど、今後の活動につながるような和テイストの作品を発表しています。
これらの作品は今後の日本の音楽業界に大きな影響を与えることになりました。
またこの頃からすでに楽曲のアレンジ・プログラミングを行なっており、名のあるアーティストと仕事をしています。

活動が充実し多くの作品を残した90年代後半から2000年代前半

90年後半に入るとドラマやCM、ゲームソフト「サルゲッチュ」をはじめ様々なサウンドトラックを手がけるようになります。
おそらく音楽を聴けばどこか聴き覚えのあるサウンドばかりではないでしょうか。
寺田さんが参加したアーティストは今でも第一線で活躍するような著名な方たちばかりです。
やはり寺田さんが持っている最先端のサウンドを時代が求めていたのかもしれません。
そしてこの時に民謡と電子音楽を軸としたプロジェクト「Omodaka」が始まります。

そして今なお進化し続けているミュージシャン「寺田創一」

2015年にはオランダのラッシュ・アワーによる編集盤の「SOUNDS FROM FAR EAST」がリリースされます。
これは1991年からの三年間に発表された楽曲が収められています。
また同時期に「Sunshower Remixes Finalized」もリリースされます。
また2015年といえば森高千里さんをフューチャーしたアルバム「百見顔」も話題になりました。
さらに「Omodaka」プロジェクトは国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパでもその名をとどろかせています。
2019年にはアルバム「Gujoh Bushi」をリリースしました。
民謡をベースにした楽曲は海外でも人気です。

寺田創一の高価買取レコード

タイトル参考買取価格
脳に刺激を(LP:MOL-1)2,000円
YEN(\)(12インチ:725 6396)3,000円
Far East Recording(12インチ:FER-06859)2,500円

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

まとめ

アーティスト?作曲家?ミュージシャン?どんな肩書きで紹介をすれば正しいのか分かりませんが、「寺田創一」さんは間違いなく日本を代表する音楽家のひとりだと思います。
自分が生まれ育った日本のサウンドを大切にしながら、さらに進化を続けています。
なにかの真似事ではなく自分の中にある音楽なので、そのエネルギーがすごいのだと思います。
寺田創一のレコードをお売りになりたい方はぜひ当店にご相談ください。