前回と同じお客様から、引き続きのご依頼を頂きました。実はまだまだオーディオ機器があったのです。今回は前回を超えるお品もあり、2回の合計で25万円を上回る買取となりました。
前回お伺いしたときの事例はこちらです
ではご紹介しましょう。まずはCDです。これは前回お伺いしたときは棚に仕舞われていたようですが、これもついでに、とのことです。これが貴重な「初期盤CD(旧規格)」で、ごく少量で1万円近くの査定になりました。
まずは表面から、有名タイトルもちらほらですね。ちなみに大瀧詠一の「A LONG VACATION」が国内アーティストのカタログ第一号「35DH 1」です。
そして、これが初期盤を見分けるキーポイントです。型番が35~で始まっているものが多いですね。これは定価を表すもので、つまり定価3,500円です。レコードより1,000円くらい高く、しかも出始めのCDプレーヤーは非常に高価だったので、初期盤CDを購入する人は少なかったのです。
以下のコラムで初期盤のCDについてご紹介しています。
初期盤のCDについて
さてオーディオです。前回に引き続き、マランツです。まずは「Model120B」というチューナーです。オシロスコープのついたかっこいいモデルです。
次は「マランツ CD-94」、CDプレーヤーです。
次はティアックのカセットデッキ「TEAC Model C-1」です。やっぱりテープ関係はティアックだなあと思わせる風格があります。
またCDプレーヤー、SONYのCDP-X7ESDです。
さて、ここから今回の目玉、アキュフェーズです。まずはプリアンプ、「Model C-280」です。細かい操作部分はパネルで隠しているシンプルな佇まい、そして重厚感です。
最後に重量級パワーアンプ、「Model P-500」です。メーターがかっこいいですね。重量は35kg程度あるので、持ち上げるときはちょっと気合を入れないといけません。
他にも機器類、残りのレコードなど買取させていただきましたが、ここまでの分で相当の金額となりました。今回で16万円超え、前回と併せて25万円を超える買取となりました。ご依頼の時はレコード100枚くらいと伺っていたので、ここまで良いお品を見させてもらえてうれしい驚きでした。誠にありがとうございました。