大阪市東住吉区から出張のご依頼を頂きました。洋楽と邦楽が半々くらいとのことです。早速ご紹介しましょう。

まずは邦楽です。今ホットな山下達郎が! 山下達郎はじめ、シティポップのレコードはかなりアツいです。特に真ん中の「For You」は相場がぐんと上がりました。かの大瀧詠一の「ロング・バケイション」とともにカーステレオを席巻した名盤です。
山下達郎などレコード

お次は洋楽です。ビートルズ、ディープ・パープルなど人気アーティスト多数で力が入ります。もったいなかったのは、多くのレコードでインナースリーブにセロテープ補修をされていたこと。大事に楽しんだレコードを見るのが大好きな店主ですが、これは減額せざるを得ませんでした。申し訳ありません。

国内盤の独自デザインもいいものです。
ビートルズのレコード
ビートルズ、メンバーのソロ作、あとは関連レコードです。なぜT.レックスがリンゴ・スターの横にあるか、分かった人は洋楽マニアです。
ビートルズ関連レコード
この2枚は当時気合を入れて購入されたものだと思います。ジョージ・ハリスンのソロ最高傑作「All Things Must Pass」のUS盤と「Let It Be」のUK盤です。盤面は最高でしたがやはりインナースリーブにテープが…。
あと、「Let It Be」のUK盤はジャケット裏のリンゴ(果物のほうですよ)が赤いものがレアです。青リンゴはよく見かけます。今回は青リンゴでした。
ジョージ・ハリスン、ビートルズのレコード
これも人気、ディープ・パープル関係とレッド・ツェッペリンです。
ディープ・パープルなどレコード

他にもレコードはありましたが、主に以上のお品で4分の3くらいはお値段が付きました。総評としては、盤面が綺麗なのは良かったですが、セロテープはまずかった……そして、これが一番残念だったのですが、「帯がない」。
洋楽国内盤の人気レコードの価値は、本当に面白いくらいに帯に左右されます。こんなひらひらの紙切れに踊らされるなんて、当時誰が思ったでしょう。「帯がないのがもったいない」というセリフを何度申し上げたことか……。

状態も鑑み、合計13,000円での買取とさせていただきました。持ち主様からはリアルタイムでレコードを買っていた時のお話などお聞かせいただき、音楽話にも花が咲きました。誠にありがとうございました。

おまけ 他には、このようなレコードを買取させていただきました。
邦楽レコード
洋楽レコード
洋楽レコード
洋楽レコード