オビチュアリー(Obituary)のレコード買取相場は、欧州オリジナル盤のSlowly We Rotが5,000〜12,000円、Cause of Deathが3,000〜9,000円が当店の現在の目安です。
フロリダ・デスメタルを代表するこのバンドのレコードは、1989〜1994年のRoadracer Records期の初期盤がコレクター市場で安定した需要を維持しています。
「父のメタルコレクションを整理しているのだが、古いレコードがたくさん出てきた」「実家の押し入れからObituaryのLPが見つかった」というお問い合わせが年々増えています。
当店TU-Fieldは大阪市都島区を拠点に、HR/HMからデスメタルまで専門的な知識を持つスタッフが査定しています。
本記事では当店の査定実績と市場動向をもとに、オビチュアリーのレコードの買取相場と高く売るコツを詳しく解説します。
オビチュアリー|買取相場サマリー
Slowly We Rot(1989)
5,000〜12,000円
欧州オリジナル盤
Cause of Death(1990)
3,000〜9,000円
欧州オリジナル盤
The End Complete(1992)
1,200〜5,000円
初回欧州盤
※盤面VG+以上・オリジナル欧州プレスを前提とした目安。状態により変動します。
この記事でわかること
- オビチュアリーのレコード買取相場(初期Roadracer盤・再結成以降の近作)
- 欧州オリジナル盤と再発盤の価格差と見分け方
- ピクチャーディスクなどレア盤の扱い方
- 査定額を上げる5つのコツ
- 宅配・店頭・出張の3つの買取方法と申込手順
HR/HM(ハードロック・ヘヴィメタル)レコードの買取相場一覧はこちら
オビチュアリーのレコード買取相場(代表3作品)
当店の査定実績をもとにした代表3作品の買取相場です。いずれも欧州オリジナル盤(Roadracer Records / Roadrunner Records)の初回プレスを基準にしています。
1Slowly We Rot(1989年)
デビュー作にして最高傑作の呼び声が高い一枚。Roadracer Records欧州オリジナル盤(RO 9489-1)はオランダプレスの初回盤が最高値帯。状態次第で5,000〜12,000円の査定が現実的に出ます。
2Cause of Death(1990年)
Allen Westに代わりJames Murphyがギターを担当したことで変化を遂げた2ndアルバム。欧州オリジナル盤(RC 9370-1)で3,000〜9,000円。ピクチャーディスク(RO 9370-8)は個別査定対応。
3The End Complete(1992年)
Roadrunner Recordsに移籍後の3rdアルバム。バンドの代表作として根強い人気があり、初回欧州盤は1,200〜5,000円の査定幅があります。状態の良いものはしっかりした査定額が出ます。
店主からひとこと
正直に言うと、Slowly We RotのオリジナルRoadracer盤が持ち込まれたときは、こちらも査定室がざわつきます。1989年のオランダプレスは流通量が少なく、「状態が良い盤」に出会える機会がそう多くないんです。お父様のコレクションから出てきた……という話を伺いながら査定するのは、何度経験しても緊張します。
作品別・買取価格一覧
当店の買取参考価格を、時代別・盤種別でまとめました。すべて当店の査定実績と市場動向をもとにした目安です。
初期Roadracer Records盤(1989〜1994年)の買取相場
この時代の作品が最もコレクター需要が高く、当店でも査定依頼の中心です。欧州オリジナル盤かどうかで価格が大きく変わります。
- Slowly We Rot1989年・Roadracer Records・欧州オリジナル盤(RO 9489-1)5,000〜12,000円
- Cause of Death1990年・Roadracer Records・欧州オリジナル盤(RC 9370-1)3,000〜9,000円
- Cause of Death1990年・Roadracer Records・ピクチャーディスク(RO 9370-8)現物確認後にご案内
- The End Complete1992年・Roadrunner Records・初回欧州盤1,200〜5,000円
- World Demise1994年・Roadrunner Records・欧州盤1,500〜8,000円
買取価格に関するご案内
記載の価格は盤面コンディション・付属品の有無・市場動向によって変動し、記載より安くなる場合もございます。正確な査定額については当店までお問い合わせください。
なお、World Demise(1994年)は欧州盤のリリース数が少なく、状態の良いものが出ると査定額が上ぶれするケースがあります。高く売れるレコードの特徴と見極め方も参考にしてください。
再結成以降・近作(1997年〜)の買取相場
1997〜1998年頃の活動休止から2003年に再結成し、その後もコンスタントに作品をリリースしています。初期盤ほどの希少性はありませんが、状態が良いものはしっかり買取対象です。
- Back from the Dead1997年・Roadrunner Records・LP盤800〜3,500円
- Frozen in Time2005年・Roadrunner Records・LP盤600〜2,500円
- Inked in Blood2014年・Relapse Records・2LP 45RPM(通常盤)1,000〜3,000円
- Dying of Everything2023年・Relapse Records・LP盤(通常盤)800〜2,500円
- リイシュー・カラー盤各種2015年以降・Music on Vinyl / Relapse Records 再発盤600〜2,000円
Relapse Records期の限定カラー盤は、プレス枚数が少ないものは買取相場が高くなる傾向があります。色・枚数・カタログ番号を確認してからお問い合わせください。
店主からひとこと
個人的に気になっているのが、World Demise(1994年)です。The End Completeより注目度は下がりがちですが、このアルバムの欧州盤は流通量がかなり少なくて、状態の良いものが来ると「おっ」となります。「地味な作品」と思われがちだけど、コレクターの間では別格扱いの一枚なんです。
オビチュアリーとは?フロリダ・デスメタルの雄
オビチュアリー(Obituary)は、フロリダ州タンパを拠点に活動するデスメタルバンドです。Morbid Angel・Deicide・Cannibal Corpseと並び、フロリダ・デスメタルシーンの中核を担う存在として世界的に知られています。
ジョン・タルディ(ボーカル)とドナルド・タルディ(ドラムス)の兄弟を中心に結成されたバンドは、独特のグルーヴ感とジョンの野獣のような咆哮で、デスメタルの定義そのものをかたちにしたバンドとも評されます。
タンパ結成からRoadracer契約まで(1984〜1989年)
1984年にXecutionerとして結成。タンパのシーンで頭角を現し、1989年のアルバムリリース直前にObituaryに改名しました。Roadracer Recordsとの契約により、ヨーロッパを中心に流通網を確立します。
当時のフロリダはMorbid Angelの活動と合わせて、世界のデスメタルシーンの震源地とも言える場所でした。タンパのMorrisound Recording Studioではフロリダ・デスメタルの名盤が次々と録音されており、オビチュアリーもその流れのなかで生まれています。
- フロリダ・タンパ結成 1984年
- Roadracer Records欧州流通
- Morrisound Studio録音
- ジョン&ドナルド・タルディ兄弟
- 2003年再結成・現在も活動中
Slowly We Rotとデスメタル黎明期の足跡
1989年発表の「Slowly We Rot」は、文字通りデスメタルという音楽が形になった瞬間の記録です。プロデューサーにScott Burnsを起用したこの作品は、重く引きずるようなリフと、ジョン・タルディの怪物的なボーカルが絡み合う独自のサウンドを確立しました。
当店では、Slowly We Rotの欧州初回盤の査定依頼をいただくたびに、この時代のフロリダシーンがいかに歴史的だったかを改めて感じます。80年代ヘヴィメタルのレコード買取相場でも触れていますが、この時代のデスメタル・ヘヴィメタルのオリジナル盤は、買取市場でも一定の地位を築いています。
1990年発表の「Cause of Death」では、ギタリストにJames Murphy(元Death)を迎え、よりテクニカルな側面も加わりました。この2作で確立したスタイルは「Obituaryサウンド」として、後世のデスメタルに大きな影響を与えています。
フロリダ・デスメタル 歴史的偉業
Morrisound Studio × Scott Burns
フロリダ・デスメタル黎明期の黄金コンビ
1989〜1994年のフロリダ・デスメタル作品の多くは、タンパのMorrisound Recording StudioでScott Burnsがプロデュース・エンジニアリングを担当。Obituary、Morbid Angel、Death、Deicideなど伝説的アルバムが同スタジオから生まれた。
オビチュアリー 主要リリース年表(クリックで開く)
- 1984年:フロリダ州タンパにてXecutionerとして結成
- 1989年:Slowly We Rot(Roadracer Records RO 9489-1)— デビューアルバム。フロリダ・デスメタルの幕開け
- 1990年:Cause of Death(Roadracer Records RC 9370-1)— ギタリストにJames Murphy(元Death)参加
- 1992年:The End Complete(Roadrunner Records)— 最大の商業的成功作
- 1994年:World Demise(Roadrunner Records)— 4thアルバム。欧州盤の流通量少
- 1997年:Back from the Dead(Roadrunner Records)
- 1998年:活動休止・解散
- 2003年:再結成
- 2005年:Frozen in Time(Roadrunner Records)— 再結成後初作
- 2009年:Darkest Day(Roadrunner Records)
- 2014年:Inked in Blood(Relapse Records)— Relapseへの移籍
- 2023年:Dying of Everything(Relapse Records)— 最新作
オリジナル盤 vs 再発盤:査定額が変わる理由
オビチュアリーのレコードで査定額が大きく変わるポイントは、欧州オリジナル盤か再発盤かの違いです。同じ「Slowly We Rot」でも、1989年のRoadracer Recordsオランダプレスと2010年代以降の再発盤では、査定額に数倍の差がつくことがあります。
オリジナル欧州盤
Roadracer / Roadrunner Records 初回欧州プレス
- マトリクス刻印で初回プレスを識別可能
- オランダ・ドイツプレスが代表的
- コレクター需要が安定して高い
- 状態次第で大きく上振れする
高値帯:Slowly We Rot / World Demise
再発盤・リイシュー
Music on Vinyl / Relapse Records 再発盤
- 音楽を楽しむには十分な品質
- カラー盤・限定盤は買取価値あり
- 通常盤はオリジナルより低い査定
- 状態が良ければ買取対象
注目:限定カラー盤は枚数確認が重要
欧州オリジナル盤の見分け方は、レコード内周(ランアウトゾーン)のマトリクス刻印が最も確実です。Slowly We Rotの場合、オランダ製造の初回プレスは「RO 9489-1A」「RO 9489-1B」という刻印が盤の内側に確認できます。また、ラベルにはRoadracer Recordsの「RO」プレフィックスが付きます。
「自分の盤がオリジナルかどうかわからない」という方は、盤の内周部分をスマートフォンで撮影してお問い合わせください。写真をお送りいただくだけで確認できる場合があります。
当店で過去に査定した例では、Slowly We RotのRoadracer盤オリジナル・盤面NM状態で10,000円台の査定をお出しできたケースもございます。オリジナル盤と確認できた場合は、ぜひ状態を保ったままお持ちください。
店主からひとこと
ここだけの話、「再発盤しか持っていないから売れないだろう」と思って諦めている方が実は多いんです。でも状態が良ければ再発盤でもしっかり買取できます。Music on Vinylの180g盤やRelapseのカラー限定盤は、コレクターから一定の需要があります。まず一度ご相談ください。
査定額が上がる5つのコツ
オビチュアリーのレコードを少しでも高く売るために、当店の査定経験をもとにまとめた5つのポイントをお伝えします。知っているか知らないかで、査定額が大きく変わることもあります。
査定額アップ5つのポイント
- オリジナル盤かどうか確認するマトリクス刻印でRoadracer/Roadrunner欧州初回盤を識別
- スリーブとインサートを揃えるインナースリーブ・ライナーノーツが揃うと査定額UP
- 盤面の保管状態を整えるクリーニングで傷・ホコリを取り除いてから査定へ
- ピクチャーディスク・限定盤は別途申告Cause of Deathピクチャーディスクなど希少盤は必ず申告を
- 複数枚まとめて査定に出すまとめて査定するとトータルの査定額が上がりやすい
オリジナル盤かどうか確認する
最も査定額に影響するのが「オリジナル盤か再発盤か」の違いです。Slowly We RotであればRoadracer Recordsのカタログ番号「RO 9489-1」、Cause of Deathなら「RC 9370-1」が欧州オリジナル盤の識別番号です。
レコードの内周(ランアウトゾーン)に刻まれたマトリクスを確認することで、おおよその判断ができます。判断に迷う場合は、写真を送っていただければスタッフが確認します。高く売れるレコードの特徴の記事も参考にしてください。
スリーブとインサートを揃える
オビチュアリーのアルバムには、インナースリーブ(内袋)やライナーノーツ(インサート)が付属しているものがあります。これらが揃っているかどうかで、査定額が変わることがあります。
「どこかにあるはず」と思いつつ見当たらない場合は、レコードをしまっていたダンボールや別の棚も確認してみてください。特にWorld Demiseのインサートは欧州盤に付属するものが評価される傾向があります。
盤面の保管状態を整える
盤面の状態は査定額に直結します。ホコリや汚れが残っている盤は、乾いた柔らかい布や専用のレコードクリーナーで軽くクリーニングしてから査定に出すことをおすすめします。
ただし、深い傷や盤面の歪みは取れません。無理にこすると傷が増えることもあるため、状態が悪い場合は無理なクリーニングは避けてください。レコードの状態の見方と注意点を参考にしていただけます。
ピクチャーディスク・限定盤は別途申告
Cause of Deathのピクチャーディスク(カタログ番号RO 9370-8)は、当店でも「現物確認後に個別査定」として扱う希少盤です。ピクチャーディスクは状態・希少度・市場の動向によって価格が大きく変動するため、事前にお申告いただいた上で現物を確認しながら査定しています。
Relapse Records期の限定カラー盤も同様です。プレス枚数が少ないカラー盤は、通常盤より高い査定が出ることがあります。カタログ番号・カラー・枚数を確認してからお問い合わせください。
複数枚まとめて査定に出す
オビチュアリーだけでなく、他のデスメタル・メタルのレコードも一緒にまとめて査定に出すと、トータルの査定額が上がりやすくなります。当店はHR/HM・デスメタル・スラッシュメタルを専門的に扱えるスタッフが揃っているため、まとめての査定も歓迎しています。
キャンペーン情報
50枚以上のまとめ査定では、当店の買取キャンペーン対象になる場合もあります。大量にお持ちの方はまずご相談ください。
3つの買取方法比較
当店TU-Fieldでは、お客様の状況に合わせて3つの買取方法をご用意しています。それぞれのメリットを確認して、ご都合に合った方法をお選びください。
店頭持込買取|大阪・都島区の店舗へ直接お持ち込み
大阪市都島区の店舗へ直接お持ち込みいただく方法です。査定担当スタッフがその場でレコードを確認しながら査定するため、「これはオリジナル盤ですか?」「この状態でいくらになりますか?」といった疑問をその場で確認できます。
店舗所在地
TU-Field
〒 534-0001
大阪府大阪市都島区毛馬町5丁目1−7
時実倉庫 1F
店舗へのアクセス
大阪シティバス
「大東町」停留所 徒歩5分
JRおおさか東線
「城北公園通」駅 徒歩8分
査定は無料、その場でキャンセルも可能です。大量のレコードをお持ち込みの場合は、事前にご連絡いただけるとスムーズにご案内できます。
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よくある質問
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店主からひとこと
遺品整理でメタルのレコードコレクションを持ち込んでくださる方に、「父は生前このバンドが好きで…」と話してくださることがあります。そういうときは、ただレコードを査定するだけじゃないなと感じます。その方の人生を少しお手伝いする仕事だと思っています。だから一枚一枚、ちゃんと向き合いたいんです。
まとめ:オビチュアリーのレコードはTU-Fieldへ
レコードの売却・買取をお考えなら、大阪のレコード買取専門店TU-Fieldへ。オーディオ買取・楽器買取もあわせて、全国対応・無料査定で承ります。
オビチュアリーのレコード買取のポイントをまとめます。欧州オリジナル盤(特にSlowly We Rot・Cause of Death)は5,000〜12,000円、3,000〜9,000円の買取相場で、状態が良いものは上限に近い査定が現実的に出ます。
再発盤や再結成以降の近作も、状態が良ければしっかり買取対象です。Cause of Deathのピクチャーディスクや限定カラー盤は、個別に確認しながら査定しています。
当店TU-Fieldは大阪・都島区の専門店として、HR/HM・デスメタル専門の知識を持ったスタッフが一枚一枚丁寧に査定します。店頭持込・出張買取・宅配買取の3つの方法でご対応しています。
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