ジャズのレコードって高価買取してくれるの?

ジャズと言えば、少々ハードルが高いようにも思われるジャンルですが、一度好きになった人はずっと聴き続けるジャンルで、需要が比較的に安定しています。
世界中にジャズレコードのコレクターがいるので、市場が盛り上がっているジャンルなんですよ!
他のジャンルと比べると高価買取が期待でき、高値のつくプレミア盤なども多く存在します。
今回はジャズレコードの買取相場を解説いたします。
ぜひぜひ参考にしていただけると嬉しいです!

奥が深いジャズの世界

ジャズは19世紀末から20世紀初頭にかけて、アメリカ南部で派生した音楽ジャンルです。
スウィング、モダン、ラテン、モード、ファンク、コンテンポラリーなど、
ジャズと一口に言っても、とにかく種類が多い…。
全ての種類をご紹介すると、ものすごい長文になってしまうので、代表的な種類をご紹介いたします。

①スウィングジャズ

1930年代から1940年代のジャズで、大人数の編成で演奏するスタイルです。
即興や自由なイメージがあるジャズですが、大人数ということもあり
事前に打ち合わせをして、アドリブなどはほとんどないのが特徴です。

②モダンジャズ

1940年代後半から1960年代後半までの即興演奏を含んだジャズの総称。
コード進行などは決めておき、アドリブで演奏をするスタイルです。
日本ではモダンジャズという用語が、よく使用されていますが、
アメリカでは50年代~60年代くらいまでのジャズをビバップと呼ぶことが多いです。
ジャズをあまり知らない方が「ジャズ」と聞いてイメージするのは、
おそらくこのモダンジャズだと思います。

③フュージョン

1970年代にジャズと他ジャンルの音楽を融合(フュージョン)させたもので、
ジャズ愛好家のなかにはフュージョンはジャズではないと考えている方も多いようです。
ロックやラテン音楽、電子音楽などを取り入れ、「新しい音楽をつくろう、ジャズの可能性を広げよう」というコンセプトです。

さらに奥が深い、ジャズのレコードの世界

さて、音楽ジャンルとしても奥の深いジャズですが、そのレコードとなるとさらに複雑なのです。
基本的にどのジャンルのレコードであっても、製造国やバージョン(本でいうところの初版なのか重版なのか)によって相場は変わってきますが、ジャズは特にその違いが大きいジャンルです。同じタイトルでも販売価格にして10倍以上の開きがあることも珍しくありません。
基本的に、一番高額になるのが「オリジナル盤」と呼ばれるものです。オリジナル盤とは、同じタイトルのレコードでも一番最初に製造・販売されたレコードを指します。
マニアがとくに重視するのがマトリクス(レコード溝内周の刻印)やレーベル面の情報で、「RVG」や「耳」などの刻印があるかどうか、またレーベル面に幅の広い、深い溝があるかどうか(「深溝、Deep Groove」)、さらには登録商標の「®」の有無などまで重視されることもあります。

↓上から「深溝」、「RVG」、「耳」

ブルーノートの買取相場はどうなの?

ジャズのレコードのご紹介で、はずせないのがブルーノート。ドイツ出身のアルフレッド・ライオンによって、1939年に創設されたアメリカのジャズレーベルです。
マイルス・デイヴィス、リー・モーガン、セロニアス・モンク、アート・ブレイキーなど、名だたるアーティストが所属していたことで知られ、音楽・音質・アートのすべてに秀でた数々の名作をリリースしました。
ブルーノートの魅力の一つに、洗練されたジャケットデザインがあります。着色されたモノクロ写真や工夫を凝らしたレタリングなど、飾っておくだけでも心躍るような名盤が数多くあります。
再発ものは沢山ありますが、オリジナル盤は希少で高価買取となります。

ジャズのレコードの買取価格はこちらから

和ジャズも高く売れるらしい!?

当店ではこれまで何度もジャズのレコードを買取してきました。その中で1枚で結構な金額がつくことが多いのは、実は日本のジャズのレコードだったりします。日本のミュージシャンによるジャズは「和ジャズ」と呼ばれ、人気のあるレコードが多いのです。
和ジャズで高額査定が出やすい理由は、海外のジャズに比べてオリジナル盤である確率が高いということです。和ジャズのレコードは当然日本で作られていますから、発売当時に買っていればそれがオリジナル盤ということになります。またマニアックなタイトルになると再発が出ていないこともあり、希少価値が高まるのです。

和ジャズの高価買取レコードは

和ジャズの高価買取レコードといえば、まずは「スリー・ブラインド・マイス(TBM)」が挙げられます。TBMは1970年代に多くの名盤をリリースしたレーベルで、鈴木勲、山本剛、高柳昌行など日本のジャズの発展を支えたミュージシャンによる録音を残しています。

また、民謡など日本の伝統音楽をからめたものも人気があります。例えば市原宏祐の「脱・日本民謡」は帯付きのオリジナル盤(型番:SJV-796)を50,000円で買取いたします。

ジャズのレコードの買取価格はこちらから

TU-Fieldでレコードを売ってみよう

ジャズのレコードについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
お持ちのレコードを確認しつつ、レコードをよく聴いていたあの時代に想いを馳せたり…。
ひとしきりあの時代に浸ったあとは、TU-Fieldにご連絡ください。
「買取とか手間がかかって面倒くさい…」
お気持ちはよくわかりますが、処分するにも手間がかかります。
同じ手間ならお金に変えるのが賢い選択!

しかも買取方法は、下記の3種類から選べます↓

①買取方法その1:簡単!まとめて送るだけ「宅配買取」

北は北海道、南は沖縄まで、日本全国からご利用いただけます。
近所に売りに行けるお店がない、というお客様でも、簡単にレコードをお売りいただけます。
LPレコード50枚以上から、無料着払いにてお送りいただけます。
また、箱がお手元にない場合は、無料にて宅配買取キットをお送りいたしますので、
お客様のご負担はゼロです!

②買取方法その2:らくらく!電話するだけ「出張買取」

レコードの量が多い場合、関西近郊であれば最短即日で出張買取にお伺いいたします!(商品の内容・量によっては柔軟に対応致します!)出張費や処分は全て無料!買取金もその場で現金お渡し!
梱包から運び出しまで、すべて査定スタッフが行います。

③買取方法その3:店舗に持ち込みもOK「店頭買取」

1枚からでもご利用いただけ、即日査定で当日に現金にてお支払いさせていただきます。
※出張等で査定スタッフが不在の場合がございます。事前にお問合せいただけますとスムーズにご利用いただけます

最後に
「音楽を芸術を、次の世代に残したい」
そんな思いでTU-Fieldは買取をしています。
レコードの中には、CDやダウンロードでも手に入らない廃盤になったものも多くあります。
それが処分されてしまったら…。損失があまりにも大きいです。
あなたが持っている、そのレコードを探している方がいらっしゃいます。
処分するのではなく、探している方に引き継ぎましょう!
「断捨離」「遺品整理」のお手伝いはTU-Fieldにお任せください。
ご連絡をお待ちしております!