伊東ゆかり、園まりと共に「スパーク3人娘」として活動し、一時代を築いた中尾ミエ。
16歳に発表した「可愛いベイビー」が大ヒットし、確かな歌唱力で人気を博しました。
今回は中尾ミエの歴史を振り返りながら、レコードの買取相場を解説していきます。

中尾ミエの魅力

デビュー当時から映画やテレビドラマでも活躍しており、1963年には歌手では初めて、映画製作者協会から新人賞を受賞しています。
初期のイメージはキュートな清純派でしたが、気の強さと歯に衣着せぬ物言いが好評
となり、トーク番組の司会なども務めています。
毎回男性ゲストを迎えてトークを繰り広げていた、森山良子とのトーク番組「ミエと良子のおしゃべり泥棒」では、ゲストのプライベートに踏み込んだ際どいトークを繰り広げ、人気番組となりました。
この番組は後のトーク番組に、様々な影響を与えました。

レコードの買取相場

タイトル参考買取価格
いつも青空/乙女の願い(EP:SPV-63)1,000円
恋のバカンス(10インチ:LV-359)1,500円
テル・ヒム/月夜にボサノバ(EP:PV-37)2,000円
ステレオ・ハイライト(LP:SJV-6)4,000円
ニュー・ヒット・キット(LP:SJV-60)5,000円

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

中尾ミエの歴史

①スパーク3人娘

当時、渡辺プロダクションに所属していた伊東ゆかり、園まりとの総称で「ナベプロ3人娘」「3人娘」とも呼ばれました。
3人が司会をした「森永スパーク・ショー」が名前の由来で、3人揃って映画に出演したり、紅白にも出場しています。
解散という概念はなく、70年代に一度役目を終えたと想定されています。
しかし2004年に再結成し、現在も全国コンサートやディナーショー、チャリティー活動などを続けています。

②多方面で活躍

前述したように、歌はもちろんのこと、映画やドラマ、トーク番組など多方面で活躍しています。
現在はTOKYO MXの「5時に夢中」にコメンテーターとしても出演しており、その毒舌は健在。
また一個人としては、地域と絡んだ社会活動に参画しています。

③最初で最後のグラビア

2019年に上演したミュージカル「ピピン」のために、約1年をかけて体を鍛えた中尾ミエは、73歳にして週刊誌「週刊現代」でグラビアに挑戦しました。
撮りおろしとしては同誌で最年長なのだとか…。
胸元が大きく開き、谷間を披露した大胆カットや、引き締まった美脚も披露しています。

まとめ

今回は中尾ミエの歴史を振り返りながら、レコードの買取相場を解説してきましたが、いかがでしたか?
デビュー当時から飾らず自分らしく在り続け、そして現在も精力的に活動されている様に、とても憧れを抱きました。

さて、TU-Fieldでは聴かなくなったレコードの買取をおこなっています。
ダウンロードやCDでは手に入らない、廃盤になった作品がレコードには多くあります。
素晴らしい音楽や芸術を、次の世代に引き継ぐためにも【処分】ではなく、
【買取】を選んでいただけたら嬉しいです。

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