クラシック音楽と聞いて思い出すのは、音楽室に並ぶ音楽家の肖像画…。

ベートーベンやバッハなど1600年代から1800年代に活躍した音楽家ですが、何百年も前に作られた曲が、今もなお普遍的に聴かれている…。すごいことですよねぇ…。

気になるクラシックのレコードの相場状況ですが、実はかつて定価1000円程度の廉価版が大量に流通していたということもあり、全体的には相場の低いものがかなり多くなっているというのが現状です。

しかし、どんなジャンルでも高額なレコードはあるものです。お家にあるクラシックのレコードやCDを、売ろうと悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

クラシック愛好家は「聴く」

クラシック愛好家は本来の「聴く」ことが目的です。ここが他のジャンルと大きく違います。ジャズやロックだと、そのレコードを「所有する」というところが醍醐味になっているところもあって、ジャケットや帯だけが売られるようなこともあります。レコードを「音楽を聴くためのもの」と考える人からしたらかなり不思議な世界かもしれません。

その点、クラシックのファンは正統派。レコードは聴けてナンボ、さらに言えば「良い音で聴けないといけない」のです。なので、普通のCDやレコードではなく、高音質盤が好まれます。そこも踏まえて、クラシックのレコードやCDで高価買取になるものの特徴を、次項でお伝えしたいと思います。

クラシックのレコードやCDで高価買取が見込めるのは?

①高音質盤

前述したようにクラシック愛好家のレコードやCDを購入する目的は「聴く」ことであり、最高のオーディオ環境で最高の音質を求めます。レコードよりもCDのほうが劣化が少ない分、音質が良いため人気があります。

次世代CD規格のひとつと言われているSACD(Super Audio CD)は世界的にも評価が高いです。

②名門、人気レーベルのオリジナル盤

1898年に創設され、クラシック音楽のレーベルの中でも歴史が長い「ドイツ・グラモフォン」の初期のドイツ盤や、多くの名録音で知られるレーベル「テラーク」の初期の作品などは人気が高いです。グラモフォンの昔のレコードは、内袋の端が糸で縫われていて、さすが職人の国と感心します。

また、オリジナル盤か、演奏自体に人気があるかどうか、などで買取相場が変わってきます。ちなみに、フェルナン・ウーブラドゥ指揮の「パリのモーツァルト」のフランス盤LP7枚組(仏Pathe DTX191~7)は100万円近くの買取価格になることもあります!

クラシックのレコードの査定ポイント

①状態は良好か

聴けてナンボのクラシックですから、盤の状態は査定額に大きく影響します。いうまでもなくジャケットの状態も重要です。やはりケースやディスクの汚れは、出来る限りキレイにしておくほうが有利です。

ディスクを拭く際には、メガネ拭きのような柔らかい布で、レコードの場合は円周に沿って、CDのような光学ディスクは中心から外側に向かって、優しく拭いて挙げましょう。ティッシュだと細かいキズがつきやすいので要注意です!

②中のレコードはそろっているか

クラシックだと、複数枚で1セットのボックス物が結構あります。1枚でも欠けていると商品価値ががくっと下がってしまうので要注意です。

オーディオ機器などの買取もTU-Fieldにお任せ!

TU-Fieldでは、レコードやCD以外にも、オーディオ機器などの買取も行っています!音楽が好きな方であれば、オーディオ機器などをお持ちの方が多く、不要になるタイミングも、レコードやCDと同じことが多いです。

しかもクラシックとなると、オーディオ機器をお持ちのかたがほとんどですので、不要であれば、お気軽にご相談ください!

今回のまとめ

  • クラシック愛好家がレコードやCDを購入する目的は「聴く」こと。
  • 高価買取が見込めるクラシックのレコードやCDは「高音質盤」「名門、人気レーベルの作品」などで、オリジナル盤や演奏自体に人気があるかなどでも買取相場 が変わる。
  • レコードやCDを高く売るためのポイント
    ①汚れを落とす
    ②付属品は目立つように
    ③なるべく多く、一度に売る
  • TU-Fieldではオーディオ機器なども買取可能!

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