1959年のデビューから1975年の引退までの16年間、常に第一線で活躍し続けてきたザ・ピーナッツ。
惜しまれつつも潔く芸能界を去ったことで、伝説のデュオとなり、テレビの黄金時代を支えた二人の功績は計り知れません。
今回は、ザ・ピーナッツの魅力と、レコード買取相場について解説していきます。

ザ・ピーナッツの魅力

双子である伊藤エミとユミのデュオで、二人が織りなすハーモニーの美しさや、双子ならではの鏡合わせのようなステージパフォーマンスが、ザ・ピーナッツの真骨頂です。
ちなみにエミ(姉)がハーモニー、ユミ(妹)がメロディーを担当していました。

デビュー時には、各レコード会社で争奪戦が繰り広げられたとか…。

また、「恋のバカンス」や「ウナ・セラ・ディ東京」「恋のフーガ」などオリジナルのヒット曲が多いですが、カバー曲や民謡なども歌っており、様々なジャンルに対応できる高い歌唱力を誇りました。

レコードの買取相場

タイトル参考買取価格
あれは十五の夏祭り(EP:EB-570)500円
ヒット・パレード ヨーロッパの旅(LP:SKK225)3,000円
インファントの娘/草原情歌(EP:EB-7030)5,000円

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

ザ・ピーナッツのトピックス

①バラエティにも果敢に挑戦

事務所の先輩である「ハナ肇とクレージー・キャッツ」と共に、レギュラーを務めた伝説のバラエティ番組「シャボン玉ホリデー」では、歌とダンス以外にも、コントにも果敢に挑み、後のアイドル歌手の在り方の基盤を築きました。

②海外進出をした日本人歌手

ザ・ピーナッツは、最も早い時期に海外進出を成功させた日本人歌手としても知られており、ヨーロッパやアメリカでショーを開催していました。

「エド・サリヴァン・ショー」や「カテリーナ・バレンテ・ショー」「ダニー・ケイ・ショー」などのテレビ番組にも出演しています。
世界的なヒットとして知られる坂本九の「上を向いて歩こう」にも劣らないほど、海外盤のレコードも数多く発表されています。

和製ポップスを世界に広めた功績は大きく、特に当時の東西両ドイツやイタリアでは、「日本の歌手といえばザ・ピーナッツ」と連想されるほどの活躍ぶりでした。

③映画での当たり役

女優としての活動もおこなっていて、映画にも数作出演しています。
その中でも映画「モスラ」での小美人役は、現在でも根強い人気です。

まとめ

今回は、ザ・ピーナッツの魅力と、レコード買取相場について解説してきましたが、いかがでしたか?
「モスラ」での幻想的な小美人役や、歌い継がれる名曲たちは、引退から45年経った現在でも廃れることはありません。

さて、TU-Fieldでは聴かなくなったレコードの買取をおこなっています。
ダウンロードやCDでは手に入らない、廃盤になった作品がレコードには多くあります。
素晴らしい音楽や芸術を、次の世代に引き継ぐためにも【処分】ではなく、
【買取】を選んでいただけたら嬉しいです。

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