今回ご紹介するアーティストは1960年代を中心に活躍された、知る人ぞ知る歌手・女優の斎藤チヤ子です。

カントリーウェスタンの日本語カヴァー曲を中心にレコードをリリースしました。歌手としての活動は短いですが、彼女のレコードはとても人気です。

本記事では斎藤チヤ子のレコード買取相場と、おすすめの5作品をご紹介します。

斎藤チヤ子の略歴

斎藤チヤ子のデビューのきっかけは、高校時代に映画会社の新東宝にスカウトされたこと。
1958年に本名の「斎藤千弥子」名義で映画に出演を始めたのが芸能活動のスタートでした。

1961年にシングル盤「なみだのラヴレター / ひとりぼっちのワルツ」で歌手デビューし、1963年までに5枚のシングルと1枚のアルバムをリリース。

以降は女優業がメインとなり、1969年の芸能界引退まで様々なテレビドラマや映画に出演しました。

斎藤チヤ子のおすすめ作品5選

斎藤チヤ子は歌手として活動した期間が短いですが、カントリーウエスタンのヒット曲の良質なカヴァーを歌っていました。

ここでは、彼女が発表したシングルレコード5作品をご紹介します。
オリジナルアーティストと聴き比べてみるのも楽しいですよ。

なみだのラヴレター / ひとりぼっちのワルツ

1961年発売の斎藤チヤ子のデビューシングル。
収録曲はママス&パパスで有名な「Dedicated To The One I Love」と、ドディー・スティーブンスの「Yes, I’m Lonesome Tonight」の日本語カヴァーです。

乾いたアコースティックギターやハーモニカが活きるカントリーテイストなサウンドと、日本語歌唱による程よい哀愁と歌謡曲の匂いが、くつろいだ雰囲気を作ってくれます。

小さい悪魔

こちらも1961年のシングルレコードで、ニール・セダカの「Little Devil」の日本語カヴァーになります。

原曲の踊りたくなるようなリズムやコーラスワークを踏襲しつつ、日本語詞で歌われることでとても親しみやすく楽しいカヴァーになっています。

愛のバルコニー / 失恋の海

1962年のシングルレコードで、ケイ・アーメンの「Papa For Me You Build Balcony」と、ドン・ギブソンの「Sea Of Heartbreak」の日本語カヴァーが収録されています。

「愛のバルコニー」はラテンテイストのビッグバンドを従えた情熱的なサウンド。
「失恋の海」はスパイダースが演奏を務めているカントリーテイストの楽曲です。

バンド編成や楽曲アレンジの妙も味わうことができるレコードになっています。。

ア・リトル・キス・イズ・ア・キス・イズ・ア・キス / ジョニー・ウィル

1963年発売のシングルレコードで、コニー・スティーブンスの「A Little Kiss Is A Kiss, Is A Kiss」とパット・ブーンの「Johnny Will」の日本語カヴァーを収録。

原曲の持つリズムを大事にしながらも、使う楽器やサウンドメイクの違いで、オリジナルとは仕上がりの印象が大きく異なっているのが興味深いです。

チャオ / ストップ・ザ・ミュージック

1963年にリリースされた最後のシングルレコード。
カテリーナ・ヴァレンテの「Ciao」とディック・ジョーダンの「Stop The Music」の日本語カヴァーです。

ホーンアレンジを活かしたジャジーでラテンな雰囲気が楽しいレコードです。
日本語詞で歌われると、同じ楽曲が一気に歌謡曲寄りに聞こえるのが面白いです。

斎藤チヤ子の高価買取レコード

タイトル参考買取価格
サン・アントニオ・ローズ(赤盤10インチ:JPO 1201)10,000円
チャオ/ストップ・ザ・ミュージック(EP:JP-5225)10,000円
ア・リトル・キス・イズ・ア・キス・イズ・ア・キス(赤盤EP:JP-5181)7,000円
なみだのラブレター(赤盤EP:JP-5066)5,000円
小さい悪魔(赤盤EP:JP-5073)5,000円

※買取価格は状態、付属品の有無によって大きく変わります。
また相場状況でも変動がございますので、ご参考程度にお考えください。

まとめ

斎藤チヤ子の作品はカヴァー曲が中心な分、オリジナルのサウンドや歌詞との比較ができるのも面白いところ。
また、古き良きカントリーウェスタンの名曲を日本語で楽しめるのも嬉しいです。

現在彼女のレコードは手に入りくくなっているので、60年代のカヴァーポップスやオールディーズがお好きな方は見つけたら要チェックです。

また、作品によっては高額で取引されているので、お持ちの方は買取価格もチェックしてみて下さい。